PayPay(ペイペイ)にOrigamiPay、d払い、楽天ペイにLINE Payと乱立状態のQRコード決済ですが、現在主導権を握ろうと各社が20%相当を還元したり、新規の加盟店での利用にて割引をしたり今だからこそのキャンペーンがおおく行われています。
そんな中で、今回はコード決済には早めに参入はしているものの、現在はまだおとなしい楽天ペイ(RPay)について、支払い用にどのクレジットカードを設定するべきかを検証したいと思います。
楽天の公式HPではやはり楽天カードが勧められますが、本当にそれが一番得なのか?
実際には何を設定するのがメリットが大きいのでしょうか。
目次
楽天ペイ(RPay)でのクレジットカード条件
楽天ペイで設定可能なカードブランド
楽天ペイにて支払いをする際に設定できるクレジットカードの国際ブランドは、以下の二つ。
・VISA
・MasterCard
当然ながら楽天カードの設定はできますし、楽天カードであればJCBブランドであっても設定可能です。
楽天ペイによるポイント付与
通常、クレジットカードを利用するとクレジットカード会社のポイントが付与されます。
スマホ決済(コード決済)においては、クレジットカード会社のポイントに加えて決済時に付与されるポイントがあります。
楽天ペイ(Rpay)であればクレジットカードを利用した時のポイントに加えて、200円につき1ポイントの楽天スーパーポイントが貯まります。
それについては、例えば楽天ペイのHPでは以下のように表現されています。
楽天カードを楽天ペイで使うと普段楽天カードを使った時の1.5倍のポイントが貯まるようになるということです。
では、楽天ペイに設定するクレジットカードは実際には楽天カードがいいのか、それとものクレジットカード良いのかどちらでしょうか。
楽天ペイに設定するお勧めのクレジットカード
楽天ペイに設定するべきお勧めのクレジットカードとは何かと言うと、結論から言うと普段からビザやマスターカードを利用しているのであれば、そのカードを設定してしまうのが一番お勧めだと考えています。
クレジットカードのポイントはできる限り集中させることでメリットが大きくなりますから。
例えばマイルをためているのであればANAカードやJALカードを利用している方が多いかと思いますが、利用しているカードブランドがビザとマスターであればそのまま設定するのが良いでしょう。
楽天ペイで貯まる楽天ポイントはANAマイルへ交換可能なので、ANAカードと相性がいいのでお勧めです。
それ以外であれば、出来るだけ年会費をかけずに高還元のものがいいでしょうが、代表的なものとしては以下のようなカードラインナップになるかと思います。
・楽天カード
・Yahoo!カード
・リクルートカード
なぜこの3種類かというと、楽天カードは楽天スーパーポイントが、Yahoo!カードはTポイント、リクルートカードはPontaと共通ポイントが貯まるからです。
そうすると楽天ペイと相性がいいのは楽天カードですので年会費無料であれば楽天カードがお勧めということになります。
楽天で利用をするには楽天カードがもちろんお勧めですし、楽天スーパーポイントはANAマイルにも変えられるので1枚くらいは持っていても損はないと思います。
あとは同じくANAマイルに変換できるTポイントが貯まるYahoo!カード。こちらはどちらかといえばPayPayとの相性が良いですが、年会費無料でツタヤ会員証にもなりますし、Tポイントカードとしても保有はありでしょう。
リクルートカードはPontaポイントとの互換性ですのでどちらかといえばJALマイルですので、dポイントが貯まるd払いの方に向いているかと思いますので、楽天ペイに対して、無料のカーであれば上の楽天カードかYahoo!カードがお勧めです。
あとは、年に1回以上クレジットカードの利用があれば年会費が無料になるビックカメラSuicaカードでしょうか。
こちらはSuicaのチャージでもポイントが貯まりますし、貯まったポイントはSuicaに交換できますので使い勝手が良いです。ブランドはVISAですよ。
楽天ペイに設定する最もお勧めのクレジットカード設定方法
楽天ペイに設定するカードは普段ずかいのカードが一番で年会費がかからないものを設定したければ楽天カードですが、もっとお得に設定する方法があります。
それは、
「Kyash」(キャッシュ)です。
Kyashとはアプリにて作成されたバーチャルVISAカード番号を発行してくれるアプリです。
少し怪しげな雰囲気を感じる表現をしてしまいましたがSMBC・みずほ・伊藤忠商事などが出資しているきちんとした会社です。
仕組みは別途解説したいと思いますが、スマホのアプリで「Kyash」と検索すると出てきますのでそれをインストールして設定してください。
このアプリの何が優れているかというと、楽天ペイにもクレジットカードとして設定ができて、利用金額の2%が還元されるというものです。しかも、その利用金額は事前に設定したクレジットカードから引き落とされます。
つまり一例でいうと、
クレジットカードのポイント(1%)+Kyash(2%)+楽天ペイ(0.5)=3.5%となります。
1.5%→3.5%となりますので還元率が大幅にアップします。
ちなみに、楽天ペイに設定したKyashカード利用後は以下のような履歴になります。
ファミリーマートでの利用でしたが、加盟店名は「FAMILY MART」で出ています。
問題なく使えますね。
楽天ペイ(RPay)でのお勧めクレジットカードのまとめ
楽天ペイ(RPay)に限らずですが、コード決済については、Kyashを経由してのクレジットカードが一番お勧めです。
※カードブランドはVISA/MasterCardのみ
だた、ちょっと面倒臭くてよくわからない・・・という方は上に書いた通りで普段使いのカードか楽天カードやYahoo!カードのような年会費無料でも1%の還元率のあるカードの設定をお勧めします。
いづれにしてもメインで使っているカードがVISAやMasterCardであれば利用は集中させるべきなのでそのままのカード設定がお得です。
ただ、楽天スーパーポイントはANAマイルと相性がいいので、JALマイルかANAマイルかといえばANAマイルに変換ができるクレジットカードの方がお勧めです。
最後に楽天ペイでのクレジットカードの設定方法を参考に書いておきます
【参考】楽天ペイでのクレジットカード設定方法
①楽天ペイアプリの左上をタップ
②「設定」とあるのでそちらをタップ
③「お支払い元の設定」をタップ
④「+新しいカードを登録」を選択
⑤すると楽天会員ログイン画面が開くのでIDとパスワードを入力してログイン
⑥すると「クレジットカード情報」とあるので「確認・変更」を選択
⑦登録に必要な「カードブランド」「カード番号」「カード有効期限」「カード名義人」を入力します。
カードブランドはVISA/MasterCard以外も選べるようになっていますが、これは楽天IDに紐づけるカードとしてなので、楽天ペイアプリで設定しようとすると選択できませんので注意してください。
※選べるブランドはVISA/MasterCardのみです。
⑧すると新しいカードが追加されているのでそのカード選択して「このカードを選択」をタップ
⑨セキュリティコード入力画面が開くのでカードのセキュリティコードを入力すれば設定完了
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