先日、ご紹介したUCカードプライズ(PRIZE)ですが、クレジットカードの券面はUCゴールドカードと違いはありません。
さらにはサービス内容もほぼ同じではあるものの、細かいところでの違いはあります。
今回はその違いに着目します。
目次
UCカードプライズとUCゴールドカードの違い
UCカードプライズとUCゴールドカードの違いは、以下の3点です。
・会員誌「てんとう虫」の無料発送の有無
・インフォメーションセンターへの問い合わせ電話番号
旅行保険(海外・国内)の内容
UCカードプライズ | UCゴールドカード (子供家族特約付) |
|
障害(死亡・後遺障害) | 5,000万円 | 5,000万円 (家族特約は1,000万円) |
障害(治療費用) | 150万円 | 200万円 |
疾病治療費用 | 150万円 | 200万円 |
賠償責任 | 2,000万円 | 2,000万円 |
携行品傷害 (1事故自己負担3千円) |
1旅行50万円 (年間100万限度) |
1旅行50万円 (年間100万限度) |
救援者費用 | 200万円 | 200万円 |
海外旅行保険はどちらのカードも自動付帯ですが、補償金額については障害治療費用と疾病治療費用の金額がややUCゴールドの方がいいです。
また大きく違う点として、UCゴールドカードには家族特約が子供に付きます。
条件は18歳以下の生計を共にするお子さんにはクレジットカードを保有していなくても自動で保険が付帯されるものです。
生計が同一なので同居していなくても大丈夫ですし、この特約はお子様がいる方にはUCゴールドの方が優れています。
【国内旅行保険】
UCカードプライズ (利用付帯) |
UCゴールドカード (自動付帯) |
|
障害(死亡・後遺障害) | 5,000万円 | 5,000万円 |
障害事故による入院 | 5,000円/日 | 5,000円/日 |
障害事故による通院 | 2,000円/日 | 2,000円/日 |
国内旅行保険については補償金額に違いはありません。
補償される条件としては、UCカードプライズは旅行費用を払わなくてはいけない利用付帯なのに比べて、UCゴールドカードは何もしなくても補償される自動付帯という違いがあります。
会員誌「てんとう虫」
UCゴールドカードにはほぼ毎月、会員誌の「てんとう虫」が送付されます。
しかしUCカードプライズには、無料送付はありません。
もしも送付を希望する場合には自身でインフォメーションセンターに電話をかけて申し込むことはできます。
その際には2,950円/年がかかりますので、あえて申し込む必要はないかと思います。
インフォメーションセンターへの問い合わせ番号
クレジットカードの裏面にある、インフォメーションセンターへの問い合わせ番号ですが、UCゴールドカードは「0120」から始まるフリーダイヤルですが、UCカードプライズはフリーダイヤルではありません。
ある程度のことはUCカードの会員向けサイト(アットユーネット)でことは足りるので、そこまで問い合わせをすることはないと思いますが、無料にこしたことはないです。
地味なデメリットです。
UCカードプライズにステータスはあるのか?
ゴールドカードといえば、ステータス!?というイメージがある方もいらっしゃるかと思います。
UCカードプライズはクレジットカードの券面がゴールドなので、ステータスのあるカードかな?とも思いますが、特にそういったものはないでしょう。
昔はゴールドカードといえば高年収の方しか持てないステータスシンボルだった時代もあったかと思います。
しかし現在は何十年前とは違い、そもそもどのような会社のゴールドカードであってもステータスは存在しないと考えた方が良いでしょう。
過去にはダイナースクラブなどはお医者様や弁護士先生などの社会的地位のある方しか申し込みができない時代もあったようですが、今は普通のサラリーマンでも申し込みができてしまう時代です。
ゴールドの券面がUCゴールドカードも、UCカードプライズも同じです。
どちらにしてもお店で使うときに、「おおっ!!」となったりすことはまずないと思います^^
ただ、どこで出しても恥ずかしくないカードだと思います。
最後に
UCカードプライズとUCゴールドカードの違いについては、券面を初めてとしてほぼ同じと考えて良いでしょう。
UCカードプライズはこの旅行保険や、空港ラウンジがつくなようなスペックで年会費が無料なのはかなりお得なクレジットカードであることは変わりないです。
一方でUCゴールドカードについては、年会費10,000円(税抜)でこの保険内容だとゴールドカードにしてはやや物足りなさを感じてしまいます。
保険が充実しているJCBゴールドと比べて年会費は同じなので以下のような差があります。
JCBゴールドカード (家族特約付) |
UCゴールドカード (子供家族特約付) |
|
障害(死亡・後遺障害) | 10,000万円 | 5,000万円 (家族特約は1,000万円) |
障害(治療費用) | 300万円 | 200万円 |
疾病治療費用 | 300万円 | 200万円 |
賠償責任 | 10,000万円 | 2,000万円 |
携行品傷害 (1事故自己負担3千円) |
1旅行50万円 (年間100万限度) |
1旅行50万円 (年間100万限度) |
救援者費用 | 400万円 | 200万円 |
これを見ると、10,000円を払ってまでUCゴールドカードを申し込み必要はないでしょう。
JCBがかなり手厚いということもありますけどね。
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