「UCカードプライズ(PRIZE)」をご存知でしょうか?
UCカードプライズとは官公庁や優良企業向けに募集が限定されている、いわば選ばれた方のみが申し込みできるクレジットカードです。
限定的にしか募集されていないカードだからでしょう、情報もあまりなくいまいち特徴や特典がわからないのではないでしょうか。
こちらのサイトに訪れていただいたということは、UCカードプライズの申し込みをすることができる方なのではないでしょうか?
申し込みを迷われている、もしくはそこまでいかずに情報収集されている方であれば、理由は以下の内容の通りですが、是非入会申し込みをオススメします!!
目次
UCカードプライズ(PRIZE)とは
先にご紹介した通りですが、UCカードプライズは官公庁や優良企業向けに、会社や労働組合の福利厚生の一環として限定的に募集されているクレジットカードです。
※発行会社はクレディセゾン
基本的には会社のビジネスカード的な位置付けのゴールドカードですが、コーポレートカードなどとは違い、引き落とし口座は個人の口座を設定しますのでほぼ個人カードです。
もっとも大きな特徴としては、UCゴールドカードとほぼ同じサービス内容(カード券面も)にも関わらず、年会費が永年無料であることがあげられます。
またUCのブランドは、現在はみずほになっている旧銀行が集まって1969年に設立した「ユニオンクレジット」が元になっているブランドで、銀行系のクレジットカードとしての安心感もあります。
UCカードプライズの特徴
選べる国際ブランド
クレジットカードの国際ブランドはVISA/Mastercardのいづれかから選択可能
どちらを選んでもほとんどの場所で使えます。
ただ世界シェアでいえばVISAが一番ですので、VISAにしておけば間違いはないでしょう。
すでにVISAブランドのクレジットカードをお持ちであればMastercardにすればよいと思います。
年会費
本会員:永年無料
家族会員:1人目無料/2人目以降は1人1,000円(税抜)
クレジットカードの年会費は本会員は永年無料ですし、家族カードは1人までは同じく永年無料です。
ちなみに家族会員は8名まで追加することが可能。
貯まるポイント
UCカードプライズで利用した金額1,000円につき1ポイントが貯まります。
貯まるポイントはクレディセゾンの永久不滅ポイントで、1ヶ月の請求の合計額に対しての計算。
1ポイントあたりは5円相当ですので、1,000円の利用で5円と還元率は0.5%と平凡です。
※クレディセゾン発行の一部のアメックスブランドのカードと組み合わせることで、還元率をあげることができますがそれは後述します。
付帯保険
クレジットカードの付帯保険は海外旅行は「自動付帯」ですが、国内は旅行費用を支払うことで保険が適用される「利用付帯」です。
補償金額はこのカード1枚で安心という金額ではないですが、年会費無料のカードだとするならばかなり手厚い金額です。
海外旅行保険(自動付帯) | 国内旅行保険(利用付帯) | |
障害(死亡・後遺障害) | 5,000万円 | 5,000万円 |
障害(治療費用) | 150万円 | – |
疾病治療費用 | 150万円 | – |
賠償責任 | 2,000万円 | – |
携行品傷害 (1事故自己負担3千円) |
1旅行50万円 (年間100万限度) |
– |
救援者費用 | 200万円 | – |
障害事故による入院 | − | 5,000円/日 |
障害事故による通院 | − | 2,000円/日 |
空港ラウンジ
国内36ラウンジ、海外3ラウンジが利用可能です。
国内の主要な空港のラウンジは網羅されています。
基本的にはセゾンカードで利用できるラウンジと同一ですが、海外(韓国)の仁川(インチョン)空港についてはUCブランドの利用のみが可能です。
国内空港ラウンジ
- 新千歳空港
- 函館空港
- 青森空港
- 仙台国際空港
- 秋田空港
- 成田国際空港第1ターミナル
- 成田国際空港第2ターミナル
- 羽田空港国内線旅客ターミナル(2F)
- 羽田空港国内線旅客ターミナル(1F)
- 羽田空港国内線第2旅客ターミナル
- 羽田空港国際線旅客ターミナル
- 新潟空港
- 富山空港
- 小松空港
- 富士山静岡空港
- 中部国際空港
- 関西国際空港(3F)
- 関西国際空港(2F)
- 伊丹空港(大阪国際空港)
- 神戸空港
- 米子鬼太郎空港
- 岡山空港
- 広島空港
- 山口宇部空港
- 徳島阿波おどり空港
- 高松空港
- 松山空港(2F)
- 松山空港(3F)
- 福岡空港(国内線)
- 福岡空港(国際線)
- 北九州空港
- 長崎空港
- 熊本空港(阿蘇くまもと空港)
- 大分空港
- 鹿児島空港
- 那覇空港
海外空港ラウンジ
Apple Pay
Apple Pay(アップルペイ)の設定が可能です。
UCカードはApple PayとしてはQUICPay(クイックペイ)の設定となります。
UCカードプライズのメリット・デメリット
メリット
UCカードプライズのメリットとして考えられるのは以下の通り。
・ゴールドカードなのに年会費永年無料
・セゾンマイルクラブの登録でJALマイルが貯まりやすくなる
「年会費永年無料」
全てはここに集約されます。
クレジットカードの昨日としては、海外・国内旅行保険がつき、空港ラウンジも利用可能なゴールドカードにも関わらず、年会費が永年無料というのは大きなメリットです。
そしてもう一つが、セゾンマイルクラブを申し込むことで、利用金額に関する還元率が0.5%からJALマイル1%が貯まる高還元率カードへ変わります。
セゾンマイルクラブは別途、セゾンゴールドアメックスやセゾンプラチナアメックスの申し込みが必要になり、年会費もかかってしまいますが、利用金額が多くなるとかなりお得な制度です。
詳細は以下の記事をご覧ください。
デメリット
・メインカードにするにはポイント還元率が悪い
デメリットとしてあげられるのは、ポイント還元率が0.5%と、メインカードにするにはポイント還元率が低いことです。
年会費無料のクレジットカードでも、ポイント還元率が1%を超えるカードは多数ありますので、それに比べると見劣りがします。
これについては先ほどのセゾンマイルクラブに加入するとなくなるデメリット。
最後に〜UCカードプライズは申し込むべきか〜
UCカードプライズを申し込む資格があれば、申し込むべきクレジットカードだと考えます。
選ばれた方しか申し込みができないということに加えて、全くつかなくても年会費は無料です。
海外旅行保険として持っているだけでも良いでしょうし、空港のラウンジを使うためだけでもいいと思います。
また還元率の低さからも、メインカードにはなり得ないかと思いますが、セゾンマイルクラブとの組み合わせでJALマイルが1,000円で10マイル貯まる還元率の良いカードに変身もします。
その際にはアメックスブランドが利用できないお店を補完するカードになります。
最後に、利用をしなくても無料ではありますが、全く利用をしないとクレジットカードの有効期限が切れる際に更新カードが送られてこないということが考えられます。
利用せずに保有しているだけでもメリットはあるものの、更新がされないのは本末転倒なので、クレジットカードが発行されたら年に1度くらいは利用した方がいいですね。
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