ウォレットアプリ「Kyash(キャッシュ)」とは何?メリットからデメリットまで検証

ウォレットアプリの「Kyash(キャッシュ)」について、思いの他使い勝手が良いので普段使いにもお勧めできますし、PayPay(ペイペイ)や楽天ペイ、OrigamiPay(オリガミペイ)などのコード決済用のクレジットカードとしてもお得に使えます。

一例でいうと、
Kyash(2%)+クレジットカード(1%〜)+コード決済(0.5%)+各種ポイントカード(1%)とうまくやれば5%前後の還元率での利用が可能になります。

いくつか注意点もありますが、とてもお勧めできるアプリ(カード)です。

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ウォレットアプリ「Kyash(キャッシュ)」とは何?

そもそも「Kyash」って何?というところかと思いますが、スマホから簡単に作れるバーチャルなVISAカードです。バーチャルと言いつつ、現在は実際のプラスチックカードも発行されるようになっており、リアルな店舗でも利用可能なVISAブランドのプリペイド(前払い式)のカードです。

そして、利用金額に対する還元率が素晴らしい。対象外のものも多少はありますが、利用金額の2%が還元されるのに加え、設定したクレジットカードでの利用時のポイントもたまります。
さらにはVISAブランドなので、各種コード決済の決済用カードとしても利用できるのでポイントの3重取りが可能になります。ついでにポイントカードも貯まる店であればポイントの4重取りとなります^^

また、送金機能もあり、アプリを保有している人同士でKyashの残高のやり取りをすることができます。

つまり、大きな機能としては、

・VISAプリペイドの決済機能

・アプリの送金機能

の二つが使えるアプリです。

そんなあやしげなサービス大丈夫なのか?という声も聞こえて来そうですが、Kyashを運営する会社(株式会社Kyash)はスタートアップ企業ではありますが、三井住友銀行や伊藤忠商事が出資している会社。大手の会社がバックについているということもあり、安心していいと考えられます。

Kyash(キャッシュ)の特徴&使い方(決済機能)

発行手続き

元々はバーチャルカードですし、カテゴリーとしてはプリペイド方式のカードに分類されます。
なので、本人確認や年齢制限がございません。

アプリで設定するバーチャルカードについては数分で設定が完了して、VISAブランドのカード番号が決済に使えるようになります。
ただし、すぐに決済をするにはクレジットカード(VISA/MasterCard)との紐付けが必要で、それができないとコンビニやATMでの入金が必要になってきます。

発行に関する唯一の注意点は、スマホがないと登録はできないということでしょうか。
※リアルカードは発行はできるが、カードを有効にするのにスマホアプリが必要

登録方法についてはこちらをご参照ください。

限度&有効期限

1回の上限金額〜月間の上限金額がバーチャルのみと場合とリアルカードが発行されている場合で異なる金額が設定されています。
1ヶ月に使える金額はいづれにしても12万円までです。

バーチャルカードのみ

・24時間あたりの利用限度額は3万円以下
・1回あたりの利用限度額は3万円以下
・1ヶ月間での利用限度額は12万円まで

リアルカード有効化済み

・24時間あたりの利用限度額は5万円以下
・1回あたりの利用限度額は5万円以下
・1ヶ月間での利用限度額は12万円まで

入金方法

Kyashへの入金方法は大きくは二つで、「現金チャージ」と「クレジットカード」チャージがあります。
Kyashは本来は事前入金のプリペイド方式なので現金で事前にチャージしておく必要があります。しかし、クレジットカードの設定をしておけば事前入金をすることなくVISAとして利用をすることが可能です。

現金チャージ

現金チャージの方法は以下の3種類。

・セブン銀行ATM
セブン銀行のATMにて1,000円〜50,000円の範囲でチャージが可能です。
セブン銀行での入金方法については公式HPの表記がわかりやすいので、そちらをご参照いただければと思います。

セブン銀行の入金で気をつけなくてはならないのは、お釣りが出ないということです。
入金をする際にはATMに入れた金額がそのまま入金額となります。
3,000円を入金しようと思って10,000円をATMに入れるとそのま10,000円が入金されてしまいます。

途中で金額選択があると思って入金をすると全額持って行かれますのでそこは注意してください。

・コンビニ(ファミマ、ローソン等)
ざっくりいうとセブン以外のコンビニでのチャージは、Kyashアプリで事前にチャージ申請をして、コンビニ端末で支払いの申込書を発見。その後にコンビにのレジにて支払いをすることでチャージ可能です。
金額は3,000円〜50,000円の範囲。

各コンビニで対応が異なるので入金方法についてはこちらも公式HPを参照ください。

セブン銀行よりもやや面倒です。各コンビニの端末で入金票を出力して、レジで支払いが必要です。
ファミマの場合には↓のような領収書が渡されます。

入金額の反映はレジで入金をしてから1〜2分で反映されます。

・銀行ATM
こちらもKyashアプリで事前にチャージ申請をして、銀行のATMにて入金をすることでチャージが可能です。
金額は3,000円〜50,000円の範囲。

入金の仕方は公式HPをご参照ください。

クレジットカード設定

すでに発行されている自分名義のVISAかMasterCardブランドのクレジットカードを紐付けて、利用の都度に自動チャージをすることができます。
チャージと言いつつ、残高として事前にチャージすることはできず決済の都度その金額がクレジットカードの売上として上がります。

クレジットカードのポイントとKyashのキャッシュバックと合わせることでお得度が上がりますので、ここはクレジットカードの設定をお勧めします。

クレジットカードについては普段からVISAやMasterCardを利用しているのであればメインカードを設定するのが一番お勧めです。
もし、JCBやアメックスをメインに使っているのあれば年会費無料で1%は還元率のあるカードを選んでください。
貯まるポイントの使い勝手から、Yahoo!カード(Tポイント)や楽天カード(楽天スーパーポイント)が手頃でいいかと思います。

キャッシュバック

クレジットカードであれば利用金額に応じてポイントやマイレージがつきますが、このKyashについては支払い金額の2%がKyashのチャージ残高として還元されます。
キャッシュバックとはいえ、現金化することはできません。正確にいうと「Kyash」バックとなりますね。利用の2%が還元されるのはKyashとして使える残高への還元です。

対象外の店舗やサービスはありますが、ほとんどの利用で2%分が還元されます。

Kyashの残高に還元されるタイミング

該当月の1日から末日までの利用の対象分(2%)が翌月25日から末日までに付与されます。

Kyashの残高還元金額の算出

1回の決済ごとの2%の金額(1円未満切捨て)を算出し、その累計金額が還元されます。
注意すべきところとしては1ヶ月の決済金額の合計ではないところです。

(計算例)
× 189円+311円+500円=1,000円(20円)
○ 189円(3円)+311円(6円)+500円(10円)=1,000円(19円)
月間の合計で1,000円だとしても、都度都度還元金額が計算されますので最終的には若干の差異が出てきます。

1回ごとの利用に対しての計算、かつ1円未満は切捨てですので、すこーし2%の還元率よりかは少なくなります。

Kyashの残高に還元の対象外

以下の利用については残高への還元対象外となりますのでご注意ください

・キャンセルとなった決済
※キャンセルが月またぎの場合は次月相殺
・カード有効性チェックでの減算
・WAON/nanaco/楽天Edyなどの電子マネーのチャージ
Suicaについては1回あたりで6,000円以上のチャージであれば還元対象となります。
・寄付のお支払い
・公共料金のお支払い
・各種税金、ふるさと納税のお支払い
・年金のお支払い
・Yahoo!公金支払い
・金券、商品券や有価証券等の現金同等物の購入

また、対象外となるかどうかはどのような売上で上がるかによってだと考えられるので、金券を購入していなくても、金券を販売しているサイトでの購入が金券として判断されて還元対象外となってしまう可能性はあります。

私はよく認識せずにふるさと納税と利用してしまいましたので、これは還元対象外となってしまうでしょう。

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Kyash(キャッシュ)の特徴&使い方(送金機能)

KyashについてはVISAのプリペイドとしての決済機能の他に、知り合いとのお金のやり取りをする送金機能があります。
ただし、あくまでもKyashの残高としての金額のやり取りですので、アプリでの送金後に出金をして現金化することはできません。
送金方法についてはページ下部に表記していますが、簡単に送金ができます。やり取りした金額は現金化はできないものの、VISA加盟店(ネット含む)にて利用することができるの月の利用限度に引っかかる限度金額を受け取らなければほぼ現金のような扱いで利用できるのではないでしょうか。

実際の送金のやり方はこちらをご参照ください。

送金機能の制約

当然ながらいくらでも送金できるわけではなく、以下の制約はあります。

・1回あたりの送金限度額は5万円以下
・1ヶ月間での送金上限は10万円まで
・1回あたり送金できる人数は1人まで
・1回あたり請求できる人数は10人まで

送金しても使用する限度があるので、今の所はこんなところで十分かと思います。

ちなみに、この機能を活用すると、夫婦での小遣いのやり取りができたり、子供の小遣いなどもKyashで送金をしてVISAのリアルカードで使うということができるのではないでしょうか。年齢は問わずに作れるので子供がスマホを持ち始めたらそういう使い方もありかなと思います。
批判はありそうですけどね・・・。

Kyash(キャッシュ)のメリット・デメリットをまとめ

以下にメリット・デメリットを記述しますが、使い勝手の良さや還元率の高さなどトータルで考えればぜひとも設定しておいて損はない仕組みですので是非使ってみてほしいです。

メリット

メリットについてはやはり利用金額の2%が還元され、かつクレジットカードを紐付けすればクレジットカードのポイントやマイルももらえる還元率の高さでしょう。

また、送金機能についてはLINE Payなどでもサービスが提供されるアプリが増えてきましたが、送金後に使用できるお店が、VISAブランド加盟店ですので、利便性の高さも大きなメリットです。

デメリット

素晴らしい仕組みと思う判明、やはりデメリットもいくつかあります。

まずは、利用金額に制限があることでしょうか。
すでに記述はしていますが、月間の利用限度金額が12万まで、1回の買い物でも3万〜5万と制限があるのでメインカードとして使うには心もとないです。保険料などの継続的な決済では設定することもできないものがあります。

また、3Dセキュアには非対応なので、3Dセキュアが必要なサイトでの購入は不可であったり、コード決済のd払いには3Dセキュアが必要なので設定ができません。

次には少し心配な規約です。
「Kyashリアルカード特約」の第5条にある盗難紛失の時のことです。
Kyashカードの紛失時には不正利用の金額を補償してもらえません。

第5条 盗難等

1.Kyashリアルカードの盗難、偽造、紛失等その他の事由(以下、まとめて「盗難等」 といいます。)によりKyashリアルカードが第三者に不正利用された場合、当該不正利用が次項の通知後か否かにかかわらず、ユーザーに損害が生じた場合であっても、弊社は責任を負わないものとし、ユーザーはそのKyashリアルカードの利用代金についてすべて支払いの責を負うものとします。
2.ユーザーは、Kyashリアルカード等が盗難等にあった場合、速やかにその旨を弊社に通知するものとします。弊社への通知は、改めて文書で届け出ていただく場合があります。

Kyashリアルカードが盗難、偽造、紛失などで第三者に不正利用されて損害が出ても支払い義務はユーザーにあるということです。
現金でチャージした金額については財布を落としたのと同様で、悪用されてしまっても仕方がないと思うのですが、紐づいたクレジットカードでの支払いがされた場合には被害が拡大してしまうので心配な規約です。
当然ながらKyashとしての責任義務はないというとこなので、クレジットカード会社との交渉となりますが、最悪被害額を持たなくてはならないケースが出てくるかもしれません。

これが心配であればリアルカードは発行せずに、バーチャルカードでネットでの利用やコード決済に使用するということのみにとどめておくのもありかと思います。

ちなみに、Kyashカードを落としてしまったり無くしてしまった場合にはアプリで簡単に利用停止ができるのですぐに対応しましょう。
機能停止はアプリホーム画面の「詳細」をタップして展開される画面の一番下で一時的にロックすることが可能です。

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【参考】各種設定方法

【参考】Kyash登録方法

①iPhoneであればAPP STORE、Android端末であればGooglePlayにてアプリをダウンロード。

②アプリを起動したら、「facebook」で登録するか「メールアドレス」で登録するかを選択。

③今回はメールアドレス方式を選択。
氏名、ユーザー名、メールアドレス、パスワードを入力して「次へ」
ちなみの、facebookを選択するとfacebook情報(アプリがWebで認証)が連携されて、以下の情報が取得済みな状態で次に進むので、以下の情報入力が面倒でfacebookを利用しているのであればそちらからどうぞ。

④本名の確認としてモザイク部分に名前が出てきますので、修正がなければ「はい」を選択。

⑤会員登録として、生まれた年と携帯電話番号を入力。

⑥するとSMSで認証番号が送信されてくるので入力。

⑦次に、バーチャルカードかリアルカードを選びます。
バーチャルカードを選択すると、すぐに利用できる画面となります。
その際にリアルカードは後で追加申請可能です。
いかにはリアルカードを同時に申し込んでみます。

⑧リアルカード申し込みを選択すると申込みフォームが開きますので必要項目を入力。
以下の画像の内容を入力して、最後に内容を送信ボタンを押します。


⑨申込完了画面が開くのであとはカードの到着を待つのみです。

 

【参考】送金方法

①アプリの基本画面の「送金」を選択

②送金相手を選ぶために「相手を選ぶ」を選択

③送金相手の「ID」「名前検索」か相手のQRコードを表示してもらってそれを読み込んで送金相手を指定します。
名前検索は確実に本人かわかりにくいので、IDかQRコードをお勧めします。

③送金相手を指定できたら、送金する金額を入力して、下の「スライドで送金」をタッチしながら上にスライドさせます。


一番上までスライドさせると送金完了です。

④送金できたかは履歴画面から確認できます。
以下の通りでKyash残高からまずはひかれて、足りない分は設定したクレジットカードから引かれます。
クレジットカードの設定がない場合には現金で入金した上での送金が必要です。

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